給湯器の凍結予防について

平素は淡路マルヰ㈱をご愛顧頂き、誠にありがとうございます。
先週ごろから寒さが一段と厳しくなり、冷え込む日が続いています。
年末年始と慌ただしい時期です体調を崩さない様にご注意ください。

さて今回は、この時期特有の給湯器トラブルについてご案内させて頂きます。
給湯器の凍結予防策と万一凍結してしまった際の対処方法について、ご案内させて頂きます。

対策① 凍結予防ヒーターと自動ポンプ運転による方法

<凍結予防機能付きの給湯器の場合>
まず、電源プラグは抜かないでください。
外気温を感知して給湯器本体の凍結防止機能が働きます。
※この時、リモコンの運転スイッチが切りでもこの機能は動き 
 ます。

<凍結防止自動ポンプ運転の場合>
まず、電源コードは抜かないでください。
この機能が動作するためには、浴槽内のバスアダプターより5㎝以上水(お湯)を入れておく必要があります。外気温を感知してポンプが浴槽と給湯器内の水(又はお湯)を循環し凍結を防止します。
※この機能が動作している際はリモコンに表示されます。

この機能が動作しても給湯器・追い炊き配管などの凍結を防止しますが、接続されている配管やバルブについては凍結を防止できません。配管凍結予防のため、保温材を巻くなどの対策が必要になります。

対策② 蛇口から水を出し続ける(冷え込みの厳しい場合)

給湯器の電源プラグは抜かない。
リモコンの運転スイッチを切り、給湯栓より太さ約4ミリぐらいの水を流したままにする。お湯を出す給湯栓(蛇口)であれば、お風呂、台所、洗面所どこでも大丈夫です。水量が変わる場合もあるので30分程度様子を見て調整します。
※1分間で約400mlが目安です。
※混合栓の場合お湯側いっぱいに回してください。
※お風呂に水を貯めた場合は、その後のお湯はりにお使いいただけます。

これにより、給湯器本体・追い炊き配管・給水管・給湯配管・バルブの凍結防止ができます。給湯器内部で凍結による破損や配管の破損が起こると修理代や復旧までお金がかかったり、時間も要します。十分にご注意ください。

それでももし凍結してしまったら?

CASE.1 給湯器からお湯も水も出てこない
リモコンスイッチを「切」にして気温が上昇して、自然に水が流れるようになってからリモコンスイッチを「入」にして、ご使用ください。

CASE.2 水道の水は出るがお湯が出ない
気温が上昇して、自然に解凍されて復旧するのをお待ちください。

CASE.3 リモコンにエラーが表示される
気温が上昇して自然に解凍されて復旧するのをお待ちください。エラー表示が出た場合には一度電源プラグを抜き差ししてリセットを行い正常に点火するか確認します。

配管が凍結しているかとお湯を配管に直接かけるなど急激な温度変化を与えると配管や給湯器を破損する可能性がありますのでご注意ください。

お使いの機器により方法が異なる場合もございます。お手元の取扱説明書でご確認をお願いいたします。
お問合せ頂く際にリモコンにエラー表示が出ている時にはエラー番号をお伝えください。不明な点がありましたら弊社までご相談下さい。