ヒートショックってご存知ですか?

昨日12月21日は『冬至』でしたね。
皆さんかぼちゃを食べたり、お風呂にゆずを浮かべたりしたんでしょうか?

お風呂タイムといえば、最近、テレビなどで良く耳にする「ヒートショック」についておはなしいたします。

https://heatshock.jp/

ヒートショックとは「暖かい部屋から寒い部屋への移動などで温度の急な変化が体に与えるショック」とされています。

こうした変動は心臓に負担がかかるため、心筋梗塞や脳卒中につながる恐れがあり危険です。死亡事故につながります。特に高齢者の方はヒートショックを起こしやすいと言われています。
なぜかというと、高齢になると血圧を正常に保つための機能が低下する傾向があります。そのため、激しい寒暖差による血圧の変動の際、血圧を正常にコントロールできなくなってしまう可能性が高いのです。
一方、高齢者だけに関わらず、アルコールを摂取している時や食後すぐの入浴は体に負担がかかり、ヒートショックのリスクが高まるため、年齢に関わらず避けるのがベストです。

入浴中に何らかのアクシデントで命を落とす人の数は年間1万9000人といわれています。転倒やその他の事故が理由も含まれていますので全てがヒートショックで死亡しているというわけではありませんが、溺死者数のうち9割以上は65歳以上の高齢者となっており、気温の下がる冬場にはそのほかの時期と比べて何倍にもなっており、ヒートショックの影響が大きいと推測することができます。

ちなみに、交通事故による死亡者数は3000人から4000人ということなので、交通事故よりも多いということです。

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