昨日、今日と少し肌寒いですね。桜が散ったな~と思ったらつつじが咲き始めました!昨日までは気づかなかったのですが、毎年ちゃんと順番に咲きますね。自然ってすごいな~。
さて、「ナチュラルクリーニング」とは、合成洗剤を一切使わず、人にも環境にも優しいお掃除のやり方、ということでしたが、【酸性】の汚れ、【アルカリ性】の汚れという話しが出てきました。私も最初、どういうこと?と首をかしげたので、わかりやすくお話ししていきます。
【酸性】と【アルカリ性】って、小学校の時の理科の実験でなんか習ったような気がする・・・
という人もいると思います。リトマス試験紙の実験で、【酸性】と【アルカリ性】が混ざると中和という反応が起き、中性になると習いました。なんと、掃除にもその原理が使えるのです。
家の中には、ちりやほこりのように洗剤を必要としない汚れもありますが、洗剤を使う汚れは、【酸性】・【アルカリ性】・【中性】の汚れに分類されます。
そして、【酸性】の汚れには【アルカリ性】の洗剤を、
【アルカリ性】の汚れには【酸性】の洗剤を組み合わせると…
汚れが中和されて面白いように汚れが落ちるんです!!!って。
お掃除って、化学なんですね。
ナチュラルクリーニングで使用する主な
【アルカリ性】の洗剤とは、重曹、石鹸、過炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ソーダ、
【酸性】の洗剤は、クエン酸です。
そして、家の中の汚れの80~90%は【酸性】の汚れなので、ほとんどが【アルカリ性】の洗剤すなわち、重曹、石鹸、過炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ソーダで汚れが落ちると覚えておきましょう!
それに対する【アルカリ性】の汚れは、水垢、石鹸のカス、アンモニア臭、魚やたばこのにおいの4つだけです。
水垢や、石鹸カスはお風呂掃除には必ずあるので、【酸性】の洗剤クエン酸が活躍します!